フィクションに生きる。映画ドラマのあれこれ。

忙しめの社会人が気晴らしに映画や海外ドラマを見漁り、個人的な感想を述べさせてもらいます。僕の記録用でもあります。

ロスト・シティZ 失われた黄金都市 【★3+】

▼今回ご紹介はこちら▼
ロスト・シティZ 失われた黄金都市
2016年の作品です。
2時間20分の見がいのある長さです。
実在の探検家バーシー・フォーセットが失踪するのですが、その答えの一つを示している作品です。
(僕だったら、どんな結末を描くかなあ)

●あらすじ
20世紀初頭、イギリスの探検家パーシー・フォーセットは、
アマゾンの奥地にあるという幻の古代都市を見つけることにすべてをささげるようになる。


※以下、映画を観る前に閲覧するのはおすすめしませんが、率直な感想を知りたい場合はどうぞ。

●所感

✓個人的にはとても好きな作品です。人の執着や自己中心的な考えが渦巻くため、人間の汚い一面が垣間見えます。
その中で、夢とも言える、幻の都市を追い求める主人公は輝かしい存在と思えます。
(現代のサラリーマンお父さんに見てほしいですね。栄光を求めて突き進む主人公と長いものに巻かれ、夢を追い求めることを嘲笑う周囲。これをみている方はどちら側の人間か、胸に手を当てて聞いてみてほしい。)

✓時は20世紀初頭です。戦争の描写もあります。
その中でも、夢を忘れない、主人公は素敵ですね。
名誉を保つことは、目的ではないと思いますが、とはいえ保ちたい、知らしめたい欲があるのも事実です。
その点を思い返させてくれる作品に仕上がっでいます。


✓夢は叶えなくてはいけないものではなく、追い求める良き例を示してくれています。
そのプロセスを笑う側でありたいか、そうではないか考えさせられる作品です。


✓自然を使うシーンが多いのですが、雄大でチープさはありません。
見事なスケールの大きさを感じ取れます。


✓黄金都市は果たしてみつかるか?これに焦点を当てつつも、
時代背景や人間模様も楽しめる作品に仕上がっています。
週末にゆっくり見るにはとてもいいですね!
(週明けの会社から頑張れそう!)

●まとめ
そんなことから今回は★3+の評価としたいと思います!
★4までは至らず。。。。
というのも結末が僕好みではなかった。。。
史実も不明なわけですから、もっと胸高まる結末も描けたのでは?と思ってしまいます。
しかしながら、大変よい作品と思いますので、ぜひ見て観てください!!

●本作品の評価詳細(完全に独断と偏見です。)
スケール:★★★★
冒険度:★★★★★
登場人物たちのキャラ:★★
見ごたえ:★★★
明日へのモチベ:★★★★★

ザ・ボルト 金庫強奪 【★3】

ザ・ボルトという銀行強盗×ホラーという珍しい組み合わせの映画を見つけました。

2017年のアメリカ映画です。

●あらすじ
3人の姉弟が結成した強盗団が銀行を襲撃。
しかし、おぞましい過去を秘めた金庫を開けるため、
地下へと降り立った彼らを想像を絶する恐怖が待っていた。

※以下、映画を観る前に閲覧するのはおすすめしませんが、率直な感想を知りたい場合はどうぞ。

●所感 
ナチュラルな銀行強盗映画も、中のドラマ次第で幾分にもおもしろくなる印象を持っています。
そこに大好物のホラーを掛け合わせるなんて、とんだ変態(監督)がいたものですね。

✓ストーリーは上のあらすじ通りです。
銀行強盗は強盗に入ったものの、ひょんなことがあり、
この金庫の存在を知り、開けに向かうわけですね。
(それなりに古い金庫なものの、これを一人であける、金庫開け係はすごい。活躍時間短かったけど)

✓これをホラーと知っていてみているこちらからすると序盤から大変ドキドキするシーン展開となっています。
(正義感の強い監督なのか、悪者を何らかの方法で成敗したい欲が強いのですかね。それも酷めに。)
(ホラー映画を撮る監督の精神状態ってどんな感じなのかたまに気になりますよね…)

✓観ている途中でそもそもこいつら(ホラー要素となっているもの)なによ?
と思うときには、しっかりと作品の中で教えてくれます。
(うれしいガイドつき!)
(結局何かわからないホラーはあるあるですからね)

✓そんなこともあり、途中犯人たちは、おかしい状況下にいゆことを理解し始めます。
しかしお金が欲しい人、心が脆く立ちすくむ人、とりあえず逃げることを考える人に分かれるわけで、収集がつきません。
(誰が助かるかなを予想するのもホラーの楽しみ方♪)

✓ホラー映画が主体なこともあり、強盗的な内容は途中からそっちのけですね。
途中から通報しているのは人間?警察からの電話は現実?と思わせる演出はとても興味深いです。
どこまでが現実で、どこからが非現実的な世界の要素なのか、、、
過去の事件とリンクして、徐々に謎が深めいていきます。


✓登場人物にも疑いがでてきます。現実に生きていない、幽霊がわりと序盤からいるのではないかと。
一層ミステリーさを増大させます。
終盤になればその謎もしっかり解明してくれます。
(初心者向けのホラーなのですかね。とても安心感あります。)

✓強いて言えば終いがあっさりしていますね。
(ホラー上級者にはものたらないかも?)
(しまい20分ぐらいでこれちゃんと終われるのかな?感は満載です。)

●まとめ
そんなこんなで観る価値あるか?に対しては個人的な主観で【★3】としたいと思います。
(前後で見ていた映画と比較してやや面白かったから★3としている部分はいなめない、、、)
個人的にはもっと怖くてもいいなーと思いますが、設定に無茶もありますし、許せる範囲かと。

制作にお金はかかっていないので、B級映画好きにはたまらない作品かと思います。


●本作品の評価詳細(完全に独断と偏見です。)
怖さ:★★
驚き度:★★★
スケール・設定:★★★★
見ごたえ:★★
観終わったときのすっきり度:★


※この作品はNetflixで観れます。(2019/11/5)

ディストピア バンドラの少女 【★2-】

今回書くのはディストピア パンドラの少女。
2016年公開のイギリス映画です。

タイトルからはなんの映画か不明ですよね。
以下、あらすじです。

●あらすじ
思考能力を持つゾンビ第二世代の少女とともに身を隠す人間たち、未知の菌による人類のゾンビ化を止めるワクチン生成の鍵を握っている彼女に望みを託す。

※映画を見てからの閲覧を推奨します。

●ここから所感&独り言
トップバッターにまったくふさわしくないものを選んでしまいました感が非常に強い。
(だとしたらなぜこれ選んだんだ。。。)

前提、私は大のゾンビ映画好きです。
ゾンビの終末感だったり、その中の人間模様は人の汚い部分も垣間見ることができてストーリー的にも見応えがあります。
(物によりますが、、、)逆に爽快感に振り切ることもできますしね。
(それも間違っていないと僕は思います。)
そんな中今回の作品は、【★2-】です。
ゾンビ映画を探していて、どうしても他のジャンルではなく、
ゾンビ映画を見たいんだ!」という人は見てみる価値はなくはないかと。
ゾンビ映画にチャレンジ!」という人は別におもしろいゾンビ作品がありますので、別途書きます。


以下思ったことの詳細です。

✓まず1時間50分の映画でありながら、おもしろくなる(ストーリーが動くのは、仲間が食われるのは)後半です。
そこまでは主人公であるゾンビ第二世代の少女の葛藤が描かれています。
ストーリーの中身も薄い?のに、展開も遅めだとつらいです。
(好みはありますよね)
✓そもそも構成員しょぼい問題。
ホントにこのメンバーで人類のゾンビ化止められるんかいな?と終始疑問です。
博士らしき人は、何を目的にこの少女を使って実験したいのか不明です。
世界が崩壊している中で、何にすがって生きているのやら。

✓この状態でワクチン作っても機能しないのではないか問題。
ゾンビ飽和状態です。ワクチン開発してどうしたいのか?それほどまでにすごいワクチンを作るのか?よくわからないです。
そんなことはどうでもいいかぐらいの勢いで雑に最後は少女によって、ゾンビの餌にされてしまうのですが。
そもそもそんな大テーマはどうでもよかったのかもしれませんね。

✓ゾンビの食べ方がキレイ問題。
食べられる描写、襲われる描写が少ないので、あれですが、他の作品以上に上品です。
(もしや、第二世代だからマナーを覚えたのでしょうか!?)

✓終い滑稽問題
ゾンビ少女の精神年齢が若いんでしょうね。
自身の受けた教育を他のゾンビにも強いる最後のシーンはなんだかほんわかしています。
(先生のモチベーションは何だろう)


●本作品の評価詳細(完全に独断と偏見です。)
ホラー要素:★★
滑稽さ:★★★★★
スケール:★★★★
人間味:★★
ゾンビ映画としての完成度:★

よくも悪くもゾンビ映画っぽくないので、気持ち悪いのが苦手に人もチャレンジしやすい作品です。

はじめに

平日の夜や土日祝にお家で観た映画やドラマの感想を僕の主観で書いていこうと思っています。(7割ぐらいは僕の備忘録です。あれ?これ見た気がする…も増えてきて。)

僕の心がすさんでいるのか、趣味嗜好が気持ち悪いのかわかりませんが、よく見るのはホラー・スリラー・サスペンスです。

(思い返せば会社ではサイコパス呼ばわりされてますね。)

ただ少年の心もあり、ゲームも好きなので、アドベンチャーやアクション・恋愛ものまで幅広く見ているのが実態です。

(胸高まるのは血が出るやつです。)

モノサシがあった方が見ている方にはわかりやすく、また僕の感性も伝わると思いますので、以下を当面の基準としておこうと思います。

 

【総合評価★5~★1(5段階×3段階の15段階評価)】

(見ている作品数的にきっと強弱付けたくなるので、★3+とか★4-とか使わせてください。)

★5の作品存在するかな?とすでに思い始めてしまっていますが、感性近い人がいるかさえわかりませんが、いくつか見てもらって参考程度の指標にしていただけたら幸いです。

(正直見ているときのテンションも多分に影響しますしね)

★5…夜更かししても観て後悔なし。僕のお気に入り作品。

★4…いい作品!こここうしたら、もしかしたら★5!?

★3…作品として合格。作ってくれた制作サイドの皆さんお疲れ様です。

★2…違うもの見ればよかったかなと、頭をよぎるやつ。

★1...なんでこれ作品化したの?暇だったのかな。(本当に失礼なやつですね。ごめんなさい。)

 

気ままに更新していきますので、辛抱強く閲覧ください。

(いまのところ読み物になるか不安で仕方ありませんが。。。)

昔と違ってTU●AYAに行って、ビデオやDVDの裏面を見て『なんだかおもしろそう!』とか『これはダメだな。。。』みたいな機会が減ってきています。一つのそれになったら幸いですね。

それに限られた時間の中で生活しているわけですから、これを見て観るか観ないかの判断基準になれれば幸いです。

(備忘録的機能も果たしてもらうために、つまらないもにはつまらないと書きますし、おもしろいものには主観に忠実におもしろいと書きます。気分を害されたらすみません。。。)