フィクションに生きる。映画ドラマのあれこれ。

忙しめの社会人が気晴らしに映画や海外ドラマを見漁り、個人的な感想を述べさせてもらいます。僕の記録用でもあります。

ザ・ボルト 金庫強奪 【★3】

ザ・ボルトという銀行強盗×ホラーという珍しい組み合わせの映画を見つけました。

2017年のアメリカ映画です。

●あらすじ
3人の姉弟が結成した強盗団が銀行を襲撃。
しかし、おぞましい過去を秘めた金庫を開けるため、
地下へと降り立った彼らを想像を絶する恐怖が待っていた。

※以下、映画を観る前に閲覧するのはおすすめしませんが、率直な感想を知りたい場合はどうぞ。

●所感 
ナチュラルな銀行強盗映画も、中のドラマ次第で幾分にもおもしろくなる印象を持っています。
そこに大好物のホラーを掛け合わせるなんて、とんだ変態(監督)がいたものですね。

✓ストーリーは上のあらすじ通りです。
銀行強盗は強盗に入ったものの、ひょんなことがあり、
この金庫の存在を知り、開けに向かうわけですね。
(それなりに古い金庫なものの、これを一人であける、金庫開け係はすごい。活躍時間短かったけど)

✓これをホラーと知っていてみているこちらからすると序盤から大変ドキドキするシーン展開となっています。
(正義感の強い監督なのか、悪者を何らかの方法で成敗したい欲が強いのですかね。それも酷めに。)
(ホラー映画を撮る監督の精神状態ってどんな感じなのかたまに気になりますよね…)

✓観ている途中でそもそもこいつら(ホラー要素となっているもの)なによ?
と思うときには、しっかりと作品の中で教えてくれます。
(うれしいガイドつき!)
(結局何かわからないホラーはあるあるですからね)

✓そんなこともあり、途中犯人たちは、おかしい状況下にいゆことを理解し始めます。
しかしお金が欲しい人、心が脆く立ちすくむ人、とりあえず逃げることを考える人に分かれるわけで、収集がつきません。
(誰が助かるかなを予想するのもホラーの楽しみ方♪)

✓ホラー映画が主体なこともあり、強盗的な内容は途中からそっちのけですね。
途中から通報しているのは人間?警察からの電話は現実?と思わせる演出はとても興味深いです。
どこまでが現実で、どこからが非現実的な世界の要素なのか、、、
過去の事件とリンクして、徐々に謎が深めいていきます。


✓登場人物にも疑いがでてきます。現実に生きていない、幽霊がわりと序盤からいるのではないかと。
一層ミステリーさを増大させます。
終盤になればその謎もしっかり解明してくれます。
(初心者向けのホラーなのですかね。とても安心感あります。)

✓強いて言えば終いがあっさりしていますね。
(ホラー上級者にはものたらないかも?)
(しまい20分ぐらいでこれちゃんと終われるのかな?感は満載です。)

●まとめ
そんなこんなで観る価値あるか?に対しては個人的な主観で【★3】としたいと思います。
(前後で見ていた映画と比較してやや面白かったから★3としている部分はいなめない、、、)
個人的にはもっと怖くてもいいなーと思いますが、設定に無茶もありますし、許せる範囲かと。

制作にお金はかかっていないので、B級映画好きにはたまらない作品かと思います。


●本作品の評価詳細(完全に独断と偏見です。)
怖さ:★★
驚き度:★★★
スケール・設定:★★★★
見ごたえ:★★
観終わったときのすっきり度:★


※この作品はNetflixで観れます。(2019/11/5)